秋のコレクション展
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『アニミズム』
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「アニミズム」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。私達が使っている物、太陽や月、あらゆる現象、人間以外の生物を含む世の中に存在する全てのものに魂が宿るという考え方です。日本の信仰における「八百万の神」に近い部分があります。静物画や風景画といった、一見何の変哲もないモチーフが描かれた作品であっても、作家達が絵を描きたいと思うほどの魂がそれらに宿っているのかもしれません。
本展では「アニミズム」をテーマに、作家が描いたモチーフそのものに魂を感じるような近現代の日本画作品27点、洋画作品35点、ガラス工芸作品6点の計68点をご紹介します。
作家は何故この作品をつくったのか。その背景を深掘りすることで、作家が感じたモチーフへの愛情、作品に込められた魂を感じていただければ幸いです。
なお本展の展示構成と作品レイアウトは、博物館実習の一環として、京都芸術大学通信教育部の博物館学芸員課程で学ぶ学生が担当します。
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会 期 |
2024年9月18日(水)〜11月30日(土) |
開館時間 |
10:00〜17:00(最終入館時間16:30まで)
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入館料 |
一般300円(高大生を含む)、中学生以下・本学学生無料 |
休館日 |
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第2・4火曜日
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主 催 |
京都芸術大学附属康耀堂美術館 |
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【日本画】 井手康人、大島秀信、鎌倉秀雄、佐藤圀夫、前田青邨、ほか
【洋画】 大沼映夫、荻太郎、須田剋太、宮本三郎、吉田博、ほか
【ガラス工芸】 武田成功
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吉村 誠司 《遊園(T)》 1994年 |
田村 一男 《清香春日》 1988年 |
武田 成功 《花宙》 制作年不詳 |
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■康耀堂美術館
Tel : 0266-71-6811
Fax : 0266-71-6812
E-mail : info1@koyodo-museum.com |
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