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佐鳥電機株式会社の前会長である故・佐鳥康郎氏のコレクションを収蔵した康耀堂美術館が京都造形芸術大学に2005年8月に寄贈されました。このコレクションは私たちに幸福な芸術の理想郷の空気を伝えるに余り有るものです。本学は佐鳥氏の収集の趣旨を十全に理解した上で、未来ある美術館としての更なる発展を目指し、日頃接している 学生たちの若い感性を生かしながら、新たな展開を考えています。
日本のみならず広く世界を見渡せば、小さいながらも上質な展示を続ける幾多の名美術館があります。私たちはそれら手本を念頭に置き、全国の、そして世界中の美術ファンがぜひ康耀堂美術館を訪ねてみようと思うように、そして大学の教育機関としても学生や研究者の学修の場として大いに活用しながら活動を続けてまいります。
混迷の二十一世紀に必要とされるのは芸術からもたらされる滋養です。コレクションの根幹をなすこの精神を受け継ぎ、発展させ、茅野市の恵まれた自然を借景に都会の美術館では得られない美しさとやすらぎで、訪れて下さった方々の心に残る存在となることをめざしてまいります。県、市の皆様の多くのお力添えのもと、新たな康耀堂美術館としての活動が今スタートいたしました。今後の展覧会に是非ともご期待下さい。
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京都造形芸術大学附属康耀堂美術館館長
京都造形芸術大学学長 |
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撮影:三戸建秀
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略歴
1958年1月東京都生まれ。東京芸術大学美術学部日本画科卒。同大学大学院博士課程修了。1993年東洋人として初めて米国の美術誌「ギャラリーガイド」の表紙を飾る。1995年ヴェネチア・ビエンナーレ絵画部門優秀賞を東洋人として初受賞。1998年より伊東市に建立された京都大徳寺聚光院別院の襖絵を手がける。2002年9月より京都造形芸術大学芸術学部教授、2004年4月副学長就任。2007年4月学長就任。代表作に「フラット・ウォーター」シリーズ、「ウォーターフォール(滝)」シリーズなど。 |
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© 2007 Kyoto University of Art and Design
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